コンクリート2次製品ができあがるまで
◆コンクリート2次製品とは?
コンクリート2次製品とは、コンクリートを原材料として作られ、工場で製造した製品のことをいいます。
(プレキャストコンクリート2次製品ともいいます)
道路側溝(U字溝)、水路(大型フリューム)、集水桝、L型擁壁や積みブロックなど、様々な種類の製品があり、用途や現場にあった製品を使用します。
現場打ちに比べ、工場で製造することで同一の製品ができ、また型枠が不要になるので製作ヤードや型枠材が
削減されます。
詳しくは、トピックス『現場打ちとプレキャストとは』をご覧ください。
【トピックス 『現場打ちとプレキャストとは』のページはこちら】
◆コンクリート2次製品ができあがるまで
コンクリート2次製品ができあがるまでの工程をご紹介します!
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①材料を練る 製品ごとに配合を設定し、混練りします。 練り上がった生コンは移動トロリーで自動的に工場内へ運ばれます。 ※材料…セメント、砕石、水、混和剤など
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②型枠・清掃組立~コンクリート打設 綺麗に清掃された型枠に鉄筋などの必要部材を設置し、入念に組み立てられます。 その後、工場内に運ばれた生コンを投入機によりコンクリート打設します。 振動機(バイブレーター)で十分な締め固めを行い、コンクリート内の空気を抜くことで密度の高いコンクリートにしていきます。 |
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③上面仕上げ コンクリート打設後、上面のコンクリートが均一になるようコテでならします。
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④蒸気養生 養生室にて蒸気養生を行います。 養生温度・時間などはオートコントロールされています。 |
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⑤製品脱型 養生後、製品を脱型機で型枠から抜き出します。 |
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⑥製品印字 製品ごとに製品名・規格・製造日などを印字します。
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★その他(検査)★ 製造を行う前に、配筋検査を行い、規定の径・本数・寸法であるかを検査します。 製品完成後には、規格値の製品かを確認する寸法検査と、設計強度以上のコンクリート強度が出ているかを確認する圧縮強度試験などを行います。 全ての検査を合格した製品のみが出荷されます。 |
こうして各現場へと製品を搬入し、施工されます。
これからもお客様へより良い製品をお届けできるよう、頑張っていきます!
是非、コンクリート2次製品の使用をご検討下さい!